過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

人生にもギアチェンジ

ひらめいたら、瞬時に、トップスピードに入る。いきなり集中する。実質に入る。さあやる、ただやる。
 
そういう生き方にシフトしたい。「シフト」というのは、量的な変化ではなくて、いきなり起こること。変換、転換。人生にもギアチェンジ。
 
ということで、「茂木健一郎」「トップスピード」でツイッター検索してみた。
以下、ランダム(文脈はだから。ばらばら)に茂木さんのTwitterから抽出。
-------------------------
即興は、「集中」にも通じる。あっと思ったら、ぱっと集中して、いきなりトップ・スピードになること。反省や後悔などしている暇はない。「私ダメ」って、落ちていく喜びに浸るくらいなら、「あっ」と思って、そこから改めればいい。瞬きしている間に世界は変わるんだから。
 
筋肉と同じように、回路も使えばそれだけ強くなる。オススメなのは、「一秒集中法」。さあやろう、と思って座ったら、間髪を入れずに始めていきなりトップスピードに入る。そのようなことを繰り返していれば、自然に集中回路の機能が高まる。
 
根回し、段取りの弛緩した日本の講演文化だが、古来の「武道」の精神を取り戻せば再活性化できるはずだ。内田樹さんによれば、前置きなしにいきなりトップスピードに入るのが、武道の本義。敵が来たのに、準備運動するから待ってくれとは言えない。
 
疾走するためにも、東大にも「ハイテーブル」みたいなものを作ったらと思う。分野、専門関係なく、一緒に食事をしたりしながら議論する。それで、会話が始まったら一秒後にはトップスピードに入っている。実質以外の話はしない。
 
日本の悲劇は、指導層の間に、長らく「本気」が見られないことだろう。講演、挨拶でも、「本日はお日柄もよく」などで始まる愚にもつかない話が続き、一向に本題に入らない。一秒目からトップスピードのTEDと、いかにテンションが違うことか。
 
タイガージェットシンの生命哲学。花束贈呈とか、選手紹介とか、そういう手続きや根回しは無視して、一秒目からトップスピードで疾走する。その生きざまに、小学校5年生のぼくは惹かれていたのだ。
--------------