過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

こんなに山野草に目がいくことはなかった

こちらは、トキワツユクサ(左)とユキノシタ(右)の花。
よく観察すると、踊り子が軽いステップで踊っているような愛らしさだ。
これまでの人生、こんなに山野草に目がいくことはなかった。
山里に暮らして10年、山野草の変化には気づいていなかった。たんなる景色の一つだった。名もないような雑草は、気にも止めていなかった。
昨年末からデイサービスの事業を始めて、送迎を毎日、行っている。その途中の山道で出会う花を摘んでは、施設に飾るようにした。
利用者のみなさんがよろこぶ、ぼくも楽しい。日々変化していくありようが、よくわかる。季節も花も人も自分も。
「花を愛しているので、いい人だ。心根が優しい人だ」。そんなふうに思う人もいるかもしれないけど、けっしてそうじゃあない。ま、いま山野草にハマっているということ。マイブームなだけで、そのうち飽きておしまいとなるかもしれない。
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