過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ZOOM楽座 5/30「法華経を語る」

ZOOM楽座 5/30「法華経を語る」
日時:5月30日(土)20時〜23時
テーマ:「法華経を語る」
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語り合いの趣旨:
法華経」と「般若心経」は、日本にもっとも影響を与えた経典だと思う。
日本仏教の源泉には「法華経」がある。
聖徳太子は「法華義疏」をあらわし「法華経」を宣揚した(とされる)。比叡山においては、「法華経」を基軸にした学問と修行が行われてきた。そこからあらわれた天台本覚思想は、文学や芸能などにも浸透した。
また、法然親鸞日蓮道元など鎌倉仏教の祖師たちは、「法華経」を基礎に学んだ。日蓮道元は、法華思想に深い思い入れがあった。
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では、「法華経」とはどんな経典なのか。
そこには、どんな教えが語られているのか。
たとえば、以下の9点について(テーマたくさんすぎ!)を素材に語り合ってみたい。
①「白い蓮のようなすばらしい教え」(妙法蓮華経)とは
②部派仏教の悟りの境地と大乗の悟り境地をどのように統合したのか
③永遠のブッダ(久遠仏)とはなにか
如来の滅後、教えを弘めるとされた上行菩薩日蓮の関係は
ブッダの真理の身体(三身法身、報身、応身)について
衆生はもとより悟っているとされる本覚思想とは
⑦法華系の新興宗教霊友会立正佼成会創価学会など)について
宮沢賢治法華経について
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法華経」を読んでなくても参加可能。どなたでも。まったく基礎知識がなくてもオッケー。できるだけ、専門用語を使わないで、普通のやりとりを通して語り合っていきたい。
池谷がベースとなる考えを示しながら、参加者とのやりとりを通してすすめていく。どんな話になるのかは、さっぱりわからず。あちらこちらに。
基礎知識としては、「法華経」(田村芳郎著 中公新書)あたりが参考に。
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宮沢賢治の言葉:
「なべての悩みをたきぎと燃やし、なべての心を心とせよ」
「風とゆききし、雲からエネルギーをとれ」
「われらに要るものは銀河を包む透明な意志、巨きな力と熱である」
「大きな勇気を出して、すべてのいきもののほんとうの幸福を探さなければいけない。それは、ナム・サダルマ・プンダリーカ・スートラといふものである」
「快楽もほしからず 名もほしからず いまはだだ下賤の廃軀を法華経に捧げ奉りて 一座をも点じ 許されては父母の下僕となりて その億千の恩にも酬へ得ん 病苦必死のねがひ この外なし」
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アクセス方法:ZOOMにワンクリック
パスワード不要、クリックすれば参加可能。
顔出しはご自由。ハンドルネームでもオッケー。発言しなくとも、傍聴だけでも可。
でも、はじめに一言、挨拶いただければありがたいかなぁ。

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