5月9日のZOOM楽座は、日蓮の実像について語り合う。ちと専門的。
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そもそも思想というものは、ある土台から発展させてゆくもの。純化、集約、極端化して行く場合もある。そのひとつの結晶が、御義口伝ともとらえている。
仏教には膨大な経典がある。八万法蔵とも言われる。しかし、釈迦は一冊も書いたことはない。みな弟子であり、孫弟子であり、さらには数百年後の人があらわした。当然、偽書である。勝手に作った。
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それらは、釈迦に仮託した大思想運動ともいえる。
それはそれで、おもしろい。だれが書いたのか、はたして日蓮が書いたものか、ということは当然大切。しかし、心に響くものはなんでも採用していくというあり方もいのではないか、と。そんなことも語り合うことになるかもしれない。