過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

理想的には、「お年寄り」「地域の人たち」「子ども」と「お母さん」「障害者」が交流できる拠点に

デイサービスの事業を昨年の12月から行っている。その施設の一部を活用して、保育事業を行うことにした。これまで役所からは、総勢11名の方が来訪。介護保険課、社会福祉課、健康長寿課など。
 
安全と感染予防の観点から、介護施設のホールとのセパレート。衛生面のチェック。防災。採光や通風。さらには、スタッフの資質。
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法人の定款に「保育事業」が入ってないので、定款の変更が必要。これが手間で、社員総会の議事録、定款変更の申請やらいろいろ。費用も3万円。
 
その都度、定款の目的によって事業が制限されるので、この際、ロケット産業以外、何でもでもできるようにしてしまった。通販、旅行業、システム節制、旅館業、古物商、冠婚葬祭、フリースクールなど50項目以上(笑)
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ともあれ、定款と施設的にはクリアー。あとは、保育スタッフの確保。いまのところ二人。シフトを組んで担当してもらう。介護との兼務はできない。
 
預かる未就学児(2歳〜4歳)は、まあせいぜい3人というところ。
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理想的には、「お年寄り」「地域の人たち」「子ども」と「お母さん」「障害者」が交流できる拠点にしたい。それは、いわゆる「富山型福祉」ということになる。富山はそういう先進事例がある。
 
ところが、このコロナ感染時代、すべてが閉鎖的、ソーシャルディスタンスが必要で、俄然難しくなってきている。ともあれ、いつでも開始できるよう、スタッフはあと数名確保して、シフト体制ができるようにする。事業の開始は5月から。