過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

しりとり

あかりが「しりとりをしよう」と言い出した。
いちおう、ちゃんと「しりとり」にはなっている。
いつの間にか語彙量が増えたものだなあ、と感心。
でも、単語ばかりの「しりとり」も行き詰まるので、変化させようと「文章しりとり」にしてみた。
「あ」ときたら「あかりちゃんの笑顔がすてきです」みたいなかたちにする。「こんどはすだよ」と返す。
あかりは「すみれ」とか単語で返してくる。「れ」だよと。
するとこちらは、「れもんもすっぱいけどおいしいよね」と返す。
そんなことをしていくうちに、あかりもまた、短文作りになっていくように思うのだが。
これは、デイの利用者さん(99歳)が、いつもしりとりのときに、短文で返すので、参考にしてみた。
その方は、「お」と出れば「お伊勢さまにお参りします」。「い」とくれば「一生懸命にはげみます」というふうに返してくる。それが、なんとも可愛らしいのだ。