過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

LSD瞑想(Long Slow Distance Meditation)だ

満月からスタート。ジョギング4日目。はやくも、体が軽くなる。
1周走るだけで、「ああダメ」とおもっていたのに、5周でも6周でもラクラクになってきた。
 
そして、なんだかとても元気になってきた。「よしやるぞ」というベースが作られていく感じ。
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LSD瞑想(Long Slow Distance Meditation)だ。
クスリできめて行う瞑想ではない、ものすごくスローペースで走りながら、一歩一歩に集中していく。まさに、集中瞑想となる。
 
踏み出す一歩は、つねに新しい。そして、いまここにしか、現実はない。
しかし、頭の思考はあちこちに飛ぶ。これからなにをしよう、明日は、明後日は。昨日は、こないだは、と。
 
走りながら、そういう思考を流してゆく。浮かんだら、流していく。そして、「いまここにしか現実はない、人生はない」として、ただ走るだけ。
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走るのは、呼吸法である。もちろん筋トレになる。有酸素運動になる。なにより、得体の知れない元気さというか、前向きさが湧いてくる。
 
つねにつねに、いまここに集中するしかない。それが人生。だって、いまここにしか、生きていないのだから。未来はまだやって来ない、過去はもう終わったこと。だから、努力し、集中するのは、いまこの瞬間しかないわけだ。
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いまここに集中する。つねにいまここ。そこに引き戻す。LSD瞑想は、その習慣を作り上げることにつながる。
 
いくら考えたって、いい智慧は浮かばない。あちこちさ迷うだけ。いまここに集中していくこと、そのことで知恵が湧いていくのではないかと思う。
 
そこはまだ、身体実感が伴ってないけれど。これから、探求していく世界。たのしみなことが一つ加わった。