過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

デイサービス事業の難易度の高いところ

ネタが尽きないデイサービス。
 
ケアマネさんからの電話。緊急入院していたFさん(99歳)が、再来週あたり退院となりそう。デイに通いたいと言っておられる。その時には車椅子になるかもしれない、と。送迎は気を使う。クルマに車椅子を乗せて運び、施設に着いたら下ろして、車椅子で移動する。なかなか難易度が高いなあ。
 
Oさん(89歳、男性)は、「足が冷えてつらい。デイは休みたい」と言っているという。「なんとか、連れて行ってくださいね」と言われた。家族もそう願っている。無理にお連れしてもいけない。かといって、ひとり暮らしでそのまま家にいても、心配は大きい。こちらも、難易度が高い。
 
明日は、抗ガン剤副作用のため、歩くのが大変そうなTさん(89歳、女性)が来られる。両手を持って、こちらは後ろに退きながらの介助となる。転倒が心配。目が離せない。こちらも、難易度高し。
 
「万が一」という事故が起きやすいのが高齢者。かといって、人手はたくさんかけられない。人件費倒れを起こす。質の高い人材の配置が求められる。そこがデイサービス事業の難易度の高いところ。