「桜を見る会」は、アベさんを筆頭に、ほとんどが自分の選挙区の後援会の人たちの招待の場になっている。
公的イベントを私物化し、税金を使って支持者やお友だちを接待する。税金使って仲間集めて飲み食いの場と化している。
たった一日で、一万八千二百人の参加者、経費は6千万円近い。
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アベさんの場合。後援会の人たちは、貸切バスで上京し、ホテルニューオータニでの前夜祭では、ホテル内の久兵衛の寿司。おまかせにぎりは一人1.5万、予算3万の寿司屋。
飲食物の提供業務を内閣府と契約してる企業をめぐる問題だって、きっとある。
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夏祭りに「うちわ」を配ったり、選挙でウグイス嬢に3万円の手当を出しただけでも、大臣が辞めさせられている。そうなると、こんかいの事例はどうみても違法行為。
なにしろ招待しているのは、選挙に当選するための後援会だ。その人たちに、堂々と飲食を振るまっている。「公職選挙法」では、選挙人又は選挙運動者に対する供応接待は禁止だ。
「当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて選挙人又は選挙運動者に対し金銭、物品その他の財産上の利益若しくは公私の職務の供与、その供与の申込み若しくは約束をし又は供応接待、その申込み若しくは約束をしたとき。」（公職選挙法第二百二十一条 第 1項）
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問題なのは、アベさんと自民党だけじゃなかろう。
おそらく、公明党もやっている。そして、おそらく民主党政権時代も。
なので、野党は「火の粉」が自分たちに降りかかるのが怖い。尻すぼみ。まあ、共産だけはしていないわけだろう。
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ネットで数々の事例が出てくる。「今朝は総理主催の「桜を見る会」(新宿御苑)に日頃お世話になっている方々をご招待して一緒に参加しました」。こちらは公明党の元広報委員長のTwitter。
https://twitter.com/IsamuUeda/status/454924793330925568?s=19&fbclid=IwAR3A5raT1dDuzCGqFODTldRaPNoKUayR-NERisLcTtaYLmgX3yfDx_htbXI
民主党の鳩山首相の時も「桜を見る会」は豪勢にやっている。 著名人や地方の関係者を一万人も招待
https://twitter.com/i/status/1194280261845807107
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そのことを誰もが「おかしい」と感じてこなかったし、指摘してこなかった。
公私混同、公共に使われるべき税金でも、自分たちがよければいい、という感覚で麻痺している社会。こりゃ、先進国じゃないでしょう。
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きちんと、法にもとづいて、告訴し裁いてもらいたい。マスコミもちゃんと報道してもらいたい。
それができなければ（おそらくできないだろう）、もはや法律も何も関係ない国みたいだ。権力を持った人が好き勝手やって、自分たちの仲間だけがいい目を見ればいいという、そんな愚かな国であることを証明する事例となる。
