過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ますます年寄りには過酷な国になっていきそうな流れ

高齢社会になるのだから、これから医療費用はどんどんと増える。いま過去最高の42兆。国はこれを抑えたい。

働け働け働けの人生。しかし、生活保護が最強、働く人よりもがラクで豊かな生活になるという矛盾。
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医療費について、近頃、気になる政府のの諮問会議の提言2つ。

①「全国の病院から13万床を減らす」。これから増える高齢者による医療費の増加を抑えるためだ。

戦闘機やら、遺伝子組換えのとうもろこしを、アメリカから爆買いしても、病床を減らしたいというわけだ。

手術したらすぐに退院。自宅療養となる。我が家で死を迎えてもらいましょう、と。お金の無い人は病院を利用できず。自宅でも病気になったら平穏死を目指す。
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自宅で死ぬのはかつては、あたりまえ。だが、いまは家族の介護と看護はたいへん。訪問介護などが求められるものの、山里などは移動に長時間かかるなどのケースもあり、経費的にあわず。
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②「介護保険は75歳からの適応、要支援1〜2は支援の打ち切り」。介護度は、要支援1、2・要介護1〜5までの区分がある。その要支援1と2の給付を外す方向。

その分は、自治体の経費になるのか、自費になるのか。介護の事業所は立ち行かなくなるのでは。

ともあれ、ますます年寄りには過酷な国になっていきそうな流れ。