過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

年取って免疫力落ちてきた 風水から見直しも

わがやは、いまみんな風引いている。妻もあかりも。妻は、よく風を引くのだが、ぼくはこれまでほとんど風邪を引かなかった。

なにしろ幼稚園から中学まで、休んだのはたったの一日のみ。高校に行きだして、ズル休みはしたけれど。それにしても、池谷家は父も母も姉たちも、病気知らずだった。
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ところが57歳になって、山里に東京から移住してきたところ、いろいろ病気にかかった。あれもこれもと力仕事をしたためである。なにしろ敷地1700坪もあったので、忙しいったらありゃしない。その上、田んぼやらブレーベリー園もはじめたり。

それで、まずかかったのが「帯状疱疹」。なめてかかっていたので、薬はもらったがちゃんと飲まず。顔と頭の神経に出て、一夜にしてお岩さんのようになった。悪化して半年苦しんだ。

次の年の春、野草を食べすぎて、「日光過敏症」になった。日に当たると、顔が火照って火傷状態になった。外には出れなくなる。やむを得ないときには、タリバンのように目だけだして、顔を覆って外に出る。さらには、日除傘。室内は遮光カーテン。顔の皮膚がかさばって、始終ホホバオイルを塗らないと、痒くてたまらない状態。これも数ヶ月要した。
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以来、少しずつ風邪を引き始めた。以前は、真冬でも毎朝、冷水シャワー浴びて、完膚摩擦していた。いまとてもそんな元気なし。

体質改善におしっこを飲む療法も試してみたが(2か月以上)、ほとんど変わらないのでやめた。

いまも風邪を引いている。昨年は、治るのに3ヶ月もかかった。夜はなかなか眠れないので、難しい本を読むと眠れるかと思って寝床で読む。しかし、すっかり読みは切ってしまうことがある。
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まあともあれ、年をとって免疫力が落ちてきたのだ。病にかかりやすい体質になってきた。クスリに頼ると、とりあえず治るので処方してもらう。すると、また病にかかりやすい体質になるので、医者に行ってクスリ。まあ、そういう悪循環である。

ほんとは風邪をまっとうすればいいんだけど(野口晴哉:「風邪の効用」はおすすめ)、仕事があると、やはりそうもいっておれない。