過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

おとうちゃんとあかりは、紙を切ったり貼ったり

毎日、おとうちゃんとあかりは、紙を切ったり貼ったり、箱をつくったり。

「こういうものをつくる」というテーマなし。

ひとつ適当につくる。そこから、「ああして」「こうして」「こういうのがいい」「こんなんじゃだめだ」というあかりの無理難題に応じて、おとうちゃんは工夫する。
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紙にたくさん穴をあけてみる。あかりが、「光があるといい」というので、中にロウソクを入れてランタンに。

箱をたくさんつなげていく。すると、遊園地やら猫の家になったり。お父ちゃんは、小さな猫を何十匹も描かされる。それを切っては、箱に入れたり出したり。

折り鶴だとか、これをつくるとか、ある目的物、到着点があって、そこに向けてちゃんとつくるわけじゃない。そういうのは、おもしろくない。娘もそのようだ。
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「このさき、何がどうなるのかわからない」。そこを楽しむということになる。

ぼくのこれまでの人生もそんな感じ。いつも先が見えないなかの一歩一歩であったような気がする。そして、いまも……。

それにしても、あかりはハサミの使い方がうまくなった。後片付けは苦手だけど、チリトリと箒で掃除するのは楽しいようだ。掃除の好きな子になるといいな。お父ちゃんは、苦手だけど。

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