過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

デイサービス開業に向けて

なにしろ山奥なので、出かけるのに往復100キロ。用事は一度に済ませたい。まずは市役所に行って、開業申請の書類の束を出して、見ておいてもらう。その間に、法務局に。登記事項の変更申請を行う。
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一般社団法人の理事の交代、本店の住所の変更なんだけど、手続き的には厄介だ。

定時社員主総会、そして臨時総会で、定款変更をしたことにする。理事の交代を決議したことになって、その議事録の提出。そこに全員の印鑑。理事の辞任状。

変更申請には、代表理事として池谷が、署名して実印を押す。そして、印鑑証明。そのあたりの時間の流れが複雑。それを間違えると、旧代表理事の署名と実印さらには印鑑証明が必要になる。

どこに割り印を押すかとか、いつ就任したのか署名欄書きに加えるとか、細かいことがわからない。そのあたりは、法務局の人に丁寧に教えてもらう。収入印紙だけで4万円かかった。
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そして、市役所にもどり、開業申請の書類のアドバイスをもらう。

肝心な間違え。そもそもデイサービスは、「要支援」の方と「要介護」の方に向けてのサービス。なので、それぞれ別に申請書を書かなくてはいけない。そこを「要介護」だけにしていた。

あらたに「介護予防支援」の申請書が必要と言われた。それに順じて、各種の書類も「通所介護」と「予防支援」と併記しなくてはならない。書き直し。申請のために、2万円の収入印紙、さらには損害保険の払込の証明書も必要。

地主とのもめごと(借地権は認めない。この底地を買え。それは高すぎる。買えない。じゃあ、借地権は認めないというやりとりが、過去にあり。地主がそのことを役所に伝えていた)の解決についても聞かれた。

ま、いろいろあるが、ともあれ大丈夫と見た。12月1日の新規開業に向けて、あと一息。
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これでやっと、経営的なところの集中に入ることになる。

新しい利用者さんの獲得のための施策、スタッフの充実、なにより仕事の流れのリアルな身体的な把握、いまの利用者さんの性格、人柄も、背景の把握。

以上、デイサービス開業に向けての備忘録。