過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

パンフレットで小物の入る箱づくり

パソコンに向かって、集中して書類を作っている。あかりがやってきて「おとーちゃん、あーそーぼー」と、手を掴んで引っ張っていく。
「あとでねー。ちょっと待ってね」と言っても、許してくれない。
──なにして遊ぶの?
「ぬいぐるみごっこ!」。
この、ぬいぐるみごっこと、ままごとがぼくは苦手。うんざり。自分が楽しめないからね。しかも、いつも疲れている。
──ごろっと横になってもいい?
「だめー。ちゃんと起きて、起きて」と、許してくれない。枕を取り上げられる。手を持って引っ張り上げられる。
そこで、なんとか起きあがる。
よし、仕方ない。坐禅スタイルで行こう。「結跏趺坐」(けっかふざ:両足の甲を交差して太ももに乗せる坐法)になった。このスタイルはややきついが、エネルギーが循環するので、元気にはなる。
そのうち、要らなくなったパンフレットで箱を作り出す。あかりも関心を持ち出して、切ったり張ったりテープでつなげたり。父と娘の工作タイムとなった。昨日は、そうして箱を20くらいつくった。
あかりはまだ無理だが、ぼく自身は、箱作りは、だいぶ上達した。3分くらいでさっと作れる。
この箱というのが、なかなか便利。文具トレーの中の小物。あかりの玩具、クレヨンなどの整理にも。あるいは、新書や文庫の整理にもいいのだ。

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