ちょっとアレルギーの検査に、袋井市の野草病院まで、出かけた。病院の入り口には、ぼくが尊敬している山尾三省の直筆の詩が掲げてあった。
山尾三省さんは、屋久島に住んでおられたすごい詩人。ぼくがかつて国立市に暮らしていた時、近所の八百屋さんの二階で山尾三省さんが自身の詩を読むという集いがあった。その時、二言三言、お話をさせてもらったが、当時の僕は三省さんの偉大さを知らなかった。出会いを逃したのであった。
病院の向かいには、野草社という出版社。ティク・ナット・ハーンや山尾三省、ラマナ・マハリシなどの本を出している。あかりは、そこでキッズキッチンで遊んでいた。