過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

友人に占いをしてもらった。「星平会海(せいへいかいかい)」という技法

友人に占いをしてもらった。「星平会海(せいへいかいかい)」という技法である。「インド占星術」と「子平」を組み合わたものだという。

見立てによると、基本的な性質、性格、資質についてはかなりあたっていてた。
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「好きこそものの上手なれ」の通りで、好きなことを仕事や生き甲斐にするタイプ。 ものごとをよく考え、深く考えて哲学を好み、真理・真実の探求を好む。

神秘的なことに興味関心を抱く。 スピリチュアリストで、神を信じる、祈ることに抵抗を持たないタイプ。
援助運があって、人から恩恵を被るタイプ。先輩や目上の引き立てを受けやすい。

相手の意向を素早く読み取って、臨機応変に対応できる才能がある。人との出会いや人間関係を大切にし、交渉、折衝、仲介など人と関わる方面に才能があります。折衝能力と人間関係を構築する能力がある。相手が喜ぶことがモチベーションになりやすいタイプ。

変化のある仕事や新しい分野の仕事に向いている。日々忙しくなるか、忙しいことを好むところがある。

世間一般の常識にとらわれない自由な職業と縁がある。奉仕、ボランティア、祈りを好み、これらを行うことで「ほどこし」の徳をつちかう。
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人生遍歴を見ていくと、わりと符合している。

〈1969 年 5 月 15 日~1969 年 12 月 14 日(16 才):健康面などでアクシデントに遭いやすい時期の暗示〉

交通事故:まさにこの年の春と秋に、2度も大きな交通事故に遭っている。自転車の横断中、クルマにはねられ、その勢いでフロントガラスに頭からつっこみ、ガラスを頭で割って室内に入ってしまったほどの衝撃。

さらに半年後、急峻な坂道で自転車から落ちて、頭を打って意識不明。そのまま救急車。そのことで、現在も後遺症(不眠症など)があるが、祈りとか瞑想とか仏教との縁ができたきっかけとなった。
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〈1994 年 7 月 27 日~1996 年 1 月 26 日(41 才~43 才)
この時期は仕事面で突然の変化ハプニングが起きやすい時期だった暗示〉

会社やめた:仕事では、ドイツやイギリスの担当となり、海外の物流のコストダウンのプロジェクトで勢いに乗っていた。42歳のとき、事業部の縮小と上司の左遷で、別の部署に。社員持株会のマニュアル作り、株主総会の運営という仕事を、相性の良くない上司のもとで行う。で、一年で退職。

次の会社に移るが、半年後、友人に頼まれてアートセラピーのプロジェクトの立ち上げに移る。でも、やはりうまくいかずにやめた。

以来、さてなにをやろうかと試行錯誤。なをやりたいのかみえない。塾の先生?台湾で日本語教師?お坊さん?真珠の養殖の仕事?インドで暮らす?陶芸家?……など、しぼり切れず。
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木星期(44 才~60 才)...1997 年 2 月 12 日~2013 年 2 月 11 日/幸運期:宗教やスピ リチュアルを深く考察し、熱心になりやすい時代。哲学、真理の追究・探求、と ことん考えるといった思索活動のほかに、グルや精神的指導者を求める、神さまを信じる、祈り に惹かれるといった宗教性、占星術、心霊、オカルトにも興味を抱きやすい時代〉

編集の世界に:たまたま、新聞で、編集プロダクション(仏教と神道の書籍、雑誌づくり)の募集を見て応募。そのまま、本作りと雑誌の取材と映画作り。でも、一年でやめてライター&編集者として独立。

フリーランスで食っていけるか心配な時代。しかし、ありがたいことに、次々と本の企画か通ったりお寺や大学や都の新聞制作、ゴーストライター医学書作りの仕事をいただく。

スピリチュアルなワークショップ:アートエナジーというワークショップを作り、ヴィパッサナー、アフリカンドラム、気功、カバラ占星術、OSHOのメディテーションなど、スピリチュアルなワークショップを企画運営。精神世界のネットワークが大いに広がった時代。原始仏教や精神世界の探求だけは飽きずに続けていく。
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〈◆2013 年 2 月 12 日~2016 年 2 月 16 日/(60 才~63 才)土星-土星期:新しいダシャーとなり、心の有り様、感じ方、環境、人間関係などが変わりやすかった時期。また新しい気持ちで意欲的になる時期〉

田舎暮らし:57歳で、東京暮らしから春野で、田舎暮らしをはじめた。だが当初の、のんびり田舎暮らしではなくなった。新しいことが好きなものだから、行政に提案しては山里の魅力発信事業を始める。

定住促進、無農薬の田んぼづくり、春野人めぐり・北遠山里めぐり、神社・寺・教会カフェ、看とりとおくりのトークイベントなど、とにかくいろいろな企画に手を出してはいった。

さらには、子どもを授かって結婚生活。田んぼをやったり、ブルーベリー園など。土星期ということで、まさに現実生活、突入時代に入る。
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〈2018 年 10 月 26 日~2019 年 12 月 5 日(65 才~66 才)/土星-ケートゥ期:やや逆風を感じたり、心身に身にトラブルが出やすいなど、冴えない 感じを抱くときもある〉

冴えない時代:まさに、体調がすこぶる悪し。不眠症が続く。痩せてきているし、元気は出ない。というのも、あれこれと手を出しすぎて(今年だけでも、空き家の解体、ハラール食品加工場のサポート、デイサービスの事業の継承準備)など、収集つかず。超低空飛行というのが現在のところ。
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〈2019 年 12 月 5 日~2023 年 2 月 3 日(66 才~70 才)/土星-金星期:この時期は大変幸運な時代。運勢が急上昇し、誰かの引き立てを受けるなどをして、突然、 素晴らしい出会いがあるとか、業務と出会う〉

新規事業に乗り出すとこ:いまデイサービスの経営の継承に乗り出すところ。居抜きで建物、スタッフ、什器備品、クルマもそのまま譲渡してもらう、スタッフもそのまま。9月から継承の運び。本日、その三者会談。

友人に、この占いの「誰かの引き立てを受けるなどをして、突然、 素晴らしい出会いがある」と言うと「それこそ、それはオレのことだよ」と言っていた(笑)。

20年来のつきあいだけど、過去のいろいろな裁判、いまのデイサービスの立ち上げ、地主との交渉、いろいろ大きく頼りになっている存在。
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土星期(60 才~79 才)...2013 年 2 月 12 日~2032 年 2 月 11 日/大幸運期:土星期はラージャヨーガ・カーラカであり、アセンダントの金星とも絡んでいるので、最大 の幸運となる時代の暗示がある。元々運の強いところや僥倖に恵まれる傾向がある。この時代も僥倖に恵まれて、多くのことを実現できる時代。木星期と異なって、土星期は現実に生きることが多くなり、奉仕、ボランティア、NPO、介 護、医療、海外、法律、政治、ペットという事象と縁が生じる暗示がある。〉

木星期と異なって、土星期なので、まさに現実に生きる時代。子育てやら家庭生活に、暮らしの糧つくりに、どっぷりの時代。インドだのバリだの瞑想だのいっておれない時代がいまこれから。

「現実に生きる」「日常、現実から学ぶ」というあたりまえの時代を生きて、死んでいく。
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以下、晩年の流れ。

〈水星期(79 才~96 才)...2032 年 2 月 12 日~2049 年 2 月 11 日/幸運期:水星期も幸運な時代。知的活動とコミュニケーションが活発になる時代。また 専門性の分野(たとえば著述業、ライター)で活躍できる暗示。幸福感とともに安心感のある晩年。研究・探索とコミュニケーションに関する能力に優れていて、これら両方 を満たすことに楽しさや喜びをおぼえる。占星術でみると、奉仕、ボランティア活動を行ったり、神への祈り、誰かの幸せを祈ることを好み(適性があって)、これらを行うことで徳を積む〉

こうしてみると、デイサービスの仕事に乗り出すことになったのは意味があるかもしない(やりたいとか、やってみようということて始めたわけじゃなくて、友人サポートしていく過程でそうなった経緯)。

まあ、人生、なにがあるのかわからない。なにがあっても、それはそれで生きていく。それにしても最大の幸運となる時代の暗示というので、すこし安心してもいいのかなというところ。