阿多古和紙作家の大城忠治さんに、ばったり会った。大城さんは、こんなにステキな人形も作られていたとは驚いた。紙漉きの工程も人形にしてある。すべて暮らしの風景だ。ひとつひとつに、生きた物語がある。
「これだけでも、十分に作家としてやっていけたじゃありまませんか」。そう言うと。
「なあんだ。もっとそれはやく言ってもらわなくちゃ困るよ。もう今年89歳だよ。いつ死ぬかわからんだよ」と大笑された。たのしい語らいであった。
阿多古和紙作家の大城忠治さんに、ばったり会った。大城さんは、こんなにステキな人形も作られていたとは驚いた。紙漉きの工程も人形にしてある。すべて暮らしの風景だ。ひとつひとつに、生きた物語がある。
「これだけでも、十分に作家としてやっていけたじゃありまませんか」。そう言うと。
「なあんだ。もっとそれはやく言ってもらわなくちゃ困るよ。もう今年89歳だよ。いつ死ぬかわからんだよ」と大笑された。たのしい語らいであった。