築91年の木造校舎。入り口の二宮金次郎の像もすごい。元の石神小学校。少子化で廃校が相次ぐ。廃校になると、次々と壊されてしまうのだが、こうして民間にまかせて活用している貴重な事例である。
校舎内では、地元のヒノキ材を使って、子どもたちの机と椅子をつくっている。自然の香りのある机だ。もう10万セットくらい販売していると思う。
残念ながら、いつも大歓迎してくれた梅林社長は、二年前に亡くなった。いまでも、校舎に梅林さんがいて「やあ、よくきてくれたなあ」と言ってくれてようで、その笑顏と人柄が迫ってきた感じがして、泣けてきた。