過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

OCRでテキストにして読書 「検索一覧」がいい

 
書籍をOCR機能(画像データから文字を認識しパソコン上で検索・編集可能な文字データとして取り込む)を使ってテキストにする。それを「エディター」に入れることで、「検索一覧機能」を活用した読書にトライしている。
OCR機能を使うためには、スキャンが必要。スキャナーにかけてGoogleDriveに保存、GoogleDocumenのOCR機能で、テキストにしてしまうのだ。ほぼ95%の精度。この方式だと、本は傷めないので、図書館の本でも可能だ。
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とはいうものの、やはりそこは手間だ。何度も読みたくなる本、あるいはこれまで何度も読んだ本に限定している。多読よりも少数精読になる。
これまでの読書法は、サイドラインを引きながら読んでいた。いまはテキストなので、読みながらショートカットキーを使って、ポイントの箇所はゴシックに、さらに大切な箇所は、赤くマークする。そんな読み方をしていると、深く読み込める
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テキストなので大量のデータベースになっている。利点は、即座に検索できることだ。「検索一覧」が特にいい。「検索一覧」から、「タグジャンプ」して、該当箇所のセンテンスを読むと新しい発見が生まれる。
ワードみたいなアプリは余計な機能があるもので、それがために不便だ。重たくて遅い。瞬時の検索機能が弱い。そこは、やはりエディターがいい。ぼくの場合には、「検索一覧」のできるJeditにしている。
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これはディレクトリーで分類しての読み方から、ひとつの単語を元に、全データを拾うという「検索読書法」ということになる。これは、なかなかおもしろい。ちょっと革命的。
いわばこれは、「マイニング」といえる。採掘だ。地中の鉱物を掘り起こすこと。大量のデータを発掘して、有用な情報を得ることをいう。
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さて、そんなことをしていて、なにが生まれるのか、それはわからない。こうして、Facebookよりも、読書に力を入れることにした。投稿、発信は頭の整理のために休まずに続けていくが。