過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「ありがとう」は、たくさんあるねえ

あかり(3歳)とのやりとり。日々、語彙が増えていくので、記録として。

─おかあちゃん、いつもおいしいごはんを作ってくれてありがとう。
「じゃあ、おとうちゃんは?」
─おとうちゃん、いつも遊んでくれて、ありがとう。

しばらくして、こうも言う。
─「ありがとう」は、たくさんあるねえ……。

(おとうちゃんは、じーん)
朝、妻の作ったシフォンケーキを上げると。
「わーい、わーい」と跳ねて喜んでいた。子どもの「わーい、わーい」は本当に嬉しそうで、こちらもうれしい。

─たまにガツガツたべるけど、きょうはやさしくたべるの。
─おいしい。ありがとうね。

すると「どういたしましては?」と、こちらに要求するのだった。
「ありがとう」と言ったら、言われた相手は「どういたしまして」と言い返さないといけない、と思っているようだ。