過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

競売物件の流れ

競売物件ってあったよなあ。突然、ひらめいた。ネットで検索していたら、おっなんと、事務所の近くにある。徒歩5分。さっそく現地を見に行った。日当たり、見晴らし、風通し、良好。桜並木が美しい。敷地は400坪。6畳コンテナが7つ、貨車が3両、60坪くらいの屋根付きの倉庫が2つ。収納場所に使うつもりだった。
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翌日が入札の締切だった。裁判所に行かなくちゃならない。片道90分。着いたのは14時40分。大急ぎで着手金を入れないと入札できない。銀行まで小走り。ぎりぎり3時までに間に合う。その領収書を持って、ふたたび裁判所に。
 
歩きながら入札金額を考えた。ま、坪2千円か。運を天に任せて入札。7日後。落札されていた。結局、入札したのは、自分だけだったのだ。それがわかっていれば、最低落札価格でいけたのだが、まぁそれは結果論。
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一昨日、残金を支払いこんだ。さらには、固定資産税の通知票、土地の謄本、住民票、名義変更の登記のための収入印紙、郵便切手などで(総額7万円くらい)払込む。これで、やっと名義変更が完了。
 
毎日、せっせと現場に通っている。すごいゴミの山だからね。倦まずたゆまずゴミの片づけ。廃材を鳶口でかき集めては燃やしたり。まあ、動けばきれいになるので気持ちはいいが。
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さて、これからの仕事だ。名義変更が完了したことで、あらためて隣家に挨拶。隣地との境界線を確認して、杭を打つ。近所にも挨拶。
 
じつは隣地つながりで、倒産した会社の事務所がある。借地権が乗っかっている底地なので、なんとか安く買わせてもらおう。底地を買った上で、次には、事務所を譲渡してもらう。建物は相続登記していないとか、いろいろ厄介だが。
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うまくいけば、生活拠点はそこにすなる。買えなければ、敷地は、収納スペースとして使うだけ。
 
土地や建物を安く買いたい人には、競売物件も選択肢。だが、自己破産や倒産した会社や個人の物件なので、いろいろ問題はある。素人が手を出すと、手痛いことになこともあるので覚悟したほうがいいと言われているが。 

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