過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

片付けなければ、次が始まらない。

朝、起きた時、あかりが言う。
「ねぇ、きたなくない? 片付けないの?」

でも、それは自分がごちゃごちゃにしたせいなんだよ。
部屋の中はシッチャカメッチャカ。片付けがたいへんだぁ。

それでも、近ごろは、ひとりでせっせと片付けするようになってきた。
「あかりちゃんは、片付けるのだーいすき」とも言っていた。

ほめてあげると、おかあちゃんのところに行ってまた、「あかりちゃんは、片付けるのだーいすき」と宣言していた。

片付けると整然となって、気持ちいい。
片付けなければ、次が始まらない。
ひとつ片付ければ、また新しく始められる。

ひるがえって、日本は大東亜戦争の片付けを、ちゃんとしただろうか。
日本という国は、戦争の片付をちゃんとしていないのに、次の戦争をしようと準備しつつあるように思う。

じゃあ、なにがどう片付けられていないのか。
どのようにしたら、片付けることになるのか……。

そのあたりをてみたい。