過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

子どもがたくさんいる大家族は楽しいだろうな

きょう、公園であかりと遊んでくれた子どもたちは5人兄弟といっていた。

「5人もいたら、毎日が楽しいね」。
──はい、でもよく喧嘩もしますよ。
「いとこもたくさんいるでしょう?」
──たくさんいますよ。みんながあつまると、すごくにぎやか。

そして、公園のベンチで昼のお弁当を食べていた方(60代)と立ち話。その方は、11人きょうだいといっていた。

「うわー、そんなにたくさんですか。すごいですね」。
──親が再婚どうしでね。互いの連れ子の合計が11人。
「それは賑やかですね。でも、お金がかかったことでしょうね」
──みんな中学を出ると進学しないで働きに行ったよ。建具職人になったり、トヨタ自工の職業訓練校に行ったりした。

5人きょうだいと11人きょうだい。すごいな。子どもがたくさんいる大家族は楽しいだろうな。きょうだい同士で遊んで過ごせる。

かつての日本のほとんどが農家だ。子どもも貴重な働き手であったろう。家事手伝いもよくしていた。大きなお兄ちゃんは、働きに出て、小さな弟たちの学資の面倒をみたり、そういう時代があったのだと思う。