過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ちゃんとしまえば、またあたらしく始まる

寛さんの短歌。左手でダーマトで書いてみた。

貞心尼は、良寛に会いたくて、歌を送る。

これぞこのほとけの道に遊びつつ
つくや尽きせぬみのりなるらむ

これに答えて良寛が詠んだ歌。

つきてみよ ひふみよいむなやここのとを
とをとをさめてまた始まるを
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十まで手まりをつくと、また一から始まる。
つきてみよとは、まりをついてみよという意味だが、
「尽きてみよ」ともよめる。尽きればまた一から始まる。

十でおさめるというのは、「とうとうおさめる」ともよめる。
尽きれば始まる。ちゃんとしまえば、またあたらしく始まる。

ひとつひとつ、ちゃんとおさめていく。
そしてまた、はじまる。

日々そのくりかえし。おしまいはないのだが、ちゃんとしまえば、ちゃんとはじまる。

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