過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

空き家の解体5日目。家主と菩提寺を訪ねる。

空き家の解体5日目。家主が解体の様子を見に来られた。はるばる神奈川の伊勢原から。解体の様子を見て、とても満足されていた。
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「せっかく来られたので、一緒に菩提寺長命寺)に行きましょう」とお誘いする。
家主は、すでに墓じまいして離檀しているが、やはり先祖がお世話になっていたお寺だ。「手ぶらじゃ、申し訳ない」というので、「いやあ、もう訪ねるだけでよろこばれるから」と。ちなみに、ここの老僧と奥様、住職とぼくは、わりと親しい(「神社・寺カフェ」の企画の縁だ)。
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こないだ脳梗塞をして歩けなかった老僧が、おぼつかない足どりで耕運機で畑を耕していた。じゃがいもを栽培するという。階段を上がってくる老僧をみなで支える。
老僧は、俳句が得意だ。数々の作品が新聞にも掲載されている。「俳句だけは、毎日、つくっておる。でも、お経はすっかり忘れたよ」と笑った。
老僧は戦争で両親を亡くし、中学生の時から春野の大寺院に住み込みで修行された。「いろいろ苦労したから、人の苦労だけはわかる」と言っておられた。
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きょうは廃材を処分場に持っていく。リユースできる古材と廃材を分別する。古材センターでもつくって販売していく。油絵の額縁にしたいと150年前の煤けた木材をもらいに来た人もいた。味わい深い額縁ができると思う。
老僧は、俳句が得意だ。数々の作品が新聞にも掲載されている。「俳句だけは、毎日、つくっておる。でも、お経はすっかり忘れたよ」と笑った。
老僧は戦争で両親を亡くし、中学生の時から春野の大寺院に住み込みで修行された。「いろいろ苦労したから、人の苦労だけはわかる」と言っておられた。
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きょうは廃材を処分場に持っていく。リユースできる古材と廃材を分別する。古材センターでもつくって販売していく。油絵の額縁にしたいと150年前の煤けた木材をもらいに来た人もいた。味わい深い額縁ができると思う。

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