過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ワンコの散歩 畑仕事風景

「散歩に連れて行けー」とランがしきりに吠える。こらちは元気がないのに、しかしランも気の毒だ。仕方なく気田川の河原を散歩。こんな冷たい川の中でも、じゃぶじゃぶ入ってゆくラン。風が心地よい。

帰りには、ほたる公園によって、ランを繋いで、iPhoneで音声入力。あたりをぐるぐると歩きながら、考えごとを言葉にする。原稿の素材ができる。そ喋れば、それが文字となって漢字変換されていく。まことにありがたい。まことに幸せな時間だなあとおもう。

事務所の隣では、Iさん夫妻が、いつもせっせと畑仕事。休まず無理せず、夫婦で力を合わせて。きょうは、干し芋用のベニアズマの収穫。そして、芋の葉っぱとツルを粉砕して、畑の肥料にしていた。

「毎日、精が出ますねー」と声をかける。「これしか、やることないんだよ」といつものこたえ。各地の高校で事務長をされた方で、まちおこしのグランドデザインのようなことを語りあう。ちかぢか、養護施設(23名の入居)の交流の集いがあるということで、その立ち話をしたのだった。