過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

できることしかできない。やれることしかやれない

これをやろうという目標は、毎日ある。たくさんある。けれども、その10%もできない。

妻も同様。毎日、不全感が積み重なるので、それは心身が疲労する。子育てに時間とエネルギーをとられるというのは、とても大きいんだけれど。

そもそも、できもしないのに、見極めずに、やろうとしているからだということはある。

まあ、できることしかできない。やれることしかやれない。なんとかしなくちゃいけないけれど、まあなんとかなるという心がけも、もつ。しかし、なんともならないという事態もでてくる。そのあたり、あぶないバランスを保ちながら、ゆらゆら揺れながら暮らしている、ということになる。

人間というものは、瞬間瞬間、自己採点している。これじゃだめだ、という自己採点の低さが、エネルギーを消耗させる。うん、うまくいった。おお、これでオッケーということになると、がぜん元気になる。

ということで、目標値を下げて下げて、できることだけをしっかりとクリアーしていく。やっと動き出せばいい。そうすると、慣性の法則で、難しいことにもトライしていこうという意欲も出てくる。と、うまくいくことがある。

できることだけをしっかりとクリアーしていく。それは、仕事を小さく小さく区切って、そこは確実にこなしていくということになる。まあ、一歩、一歩の積み重ねが登山ということなんだろう。あきらめなければ、いつか山頂にはたどりつくかか。