過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

山里の日常

我が家の草刈りして、疲れて疲れて、気分転換にあたりを散歩。近所の人と立ち話。ぼくはだいたい気軽に声をかけていく。

ひさしぶりですね。元気ですか。元気だよ。あかりちゃんは、大きくなったでしょ。もう、ぼくは年とってるから体力なくて、たいへん、たいへん。でも子どもは可愛いよね。こんど、連れてくるね。

レタス持っていく。うれしい、ありがとう。ニンニクは。ありがとう。ジャガイモは。ありがとう。梅シロップは。うわあ、ありがとう。

と、まったく遠慮しないで、いただいてきた。くださるというのは、ありがたくいただくことにしている。でも、ぼくはなんにもお返しできるものがなくて、いつももらうばっかりんですけど。いやいや、たくさんありすぎて困っているから。もらってくればうれしいから。

そんな話をしたのだった。まあ、普通の山里の日常のやりとりだけど。