過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

きょうも草刈り。わがやの草刈り。道の草刈り。

いかにして撤退していくか。それが難しい。攻撃と拡大は勢いがあってすすむ。楽しい。昂揚感がある。しかし撤退となると、これは至難。執着も強いしね。

太平洋戦争の日本軍がいい例だ。戦線拡大して、勝った勝った、どうだみたか。すごいだろ。しかし、やがては玉砕に次ぐ玉砕。ついには無条件降伏と。

もう土地はいらない、とつくづく。土地はいらない、山もいらない。小さな住まいと小さな庭と小さな畑があればいい、と。地元の人は、みんなそう言う。みなさん高齢だからね。

きょうも草刈り。わがやの草刈り。道の草刈り。住まいの敷地、事務所の周辺、栗畑にブルーベリー園、ぜんぶで2,000坪以上。その他、仲間でやっている田んぼと畑が1,000坪以上。そのうえ、管理している空き家もある。

まあ、きょうも筋トレのつもりでひとがんばり。さらには梅の実も30キロくらいはとったかな。あちこちの家では、梅の実は放置状態。うちもグミの実は取りそこねた。もうすぐプラムとモモが実るけど。