過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

無知の黒いガラクタの中でのみ、イデオロギーの分別のない闘争が

真の野蛮性というのは、愚かさのこと。無知の黒いガラクタの中でのみ、イデオロギーの分別のない闘争が繰り広げられる。

無知な人々は、無知な支配者を選ぶ。そして無知な支配者こそが戦争へと導く。

そして、今度、引き起こされる戦争は、その後の地球に永遠なる沈黙をもたらす。

あななたちの仲間、かれらの家、子供、所有物、そして将来のすべてが放射能に汚染された街路で、終りを迎える。

そこに横たわるとき、私たちは、もっと一所懸命に働けばよかったとか、もうすこし慎重であればよかったと悔やむような時間は残されていない。

……思考の原理、ロン・ハバード著。

気分転換にロン・ハバードを読む。かれの思惟は、サイエントロジーという宗教をつくりあげた。しばしば問題になったりする団体だ。思考と生き方の原理が凝縮されているので、たまに本をめくると、学びがある。

はたして、この本を読むことで「無知の黒いガラクタ」から開放されるのかわからないけれども。