過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

お経はそもそも、うたうようにして伝えられていった

ギターをひきながらよむので、お経のページをめくるのがわずらわしい。ので、お経をスキャンしてA4サイズにまとめた。

近ごろは、浄土真宗のお経が気に入って、毎日、よんでいる。真宗のお経は音楽性があるので、よんでいて心地よい。

よむのは、親鸞の詩ともいえる「正信偈」と、無量寿経の一節「讃仏偈」。ギターの伴奏でよむ。というか、歌う。その後は、アミターヴァの歌(キールタン)。そして、ガヤトリーマントラ

「偈」(げ)というのは、古代のインドのことば、geeta(ギータ)の音訳。もともとの意味は、うたう、ということだ。

お経はそもそも、うたうようにして伝えられていったのだ。そんなことも含めて、お経はよむというよりも、うたうのがふさわしいと思っている。