過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

孤独死が増えていく。無縁になっていく数はこれからも増える。

孤独死が増えていく。無縁になっていく数はこれからも増える。なにしろ独身世帯が増えている。

いざというときのためのネットワーク作りがたいせつ。「こういう葬儀にしてもらいたい、こういう遺骨の処理をお願いしたい」と、ともに支えあう友人のネットワーク作りがたいせつ。

今年「納得のいく看とりとおくり」の連続シンポジウムを企画しているので、このあたりもテーマにしたいところ。

昨年の死者は約130万人。団塊の世代が75歳以上になる2025年には、約152万人に達する。(国立社会保障・人口問題研究所)

1955〜1994年の40年間は、だいたい年間70〜80万人の死亡者。その倍だ。ちなみに戦争中は、110〜120万人。(国立社会保障・人口問題研究所のデータ)

毎日の記事によると、全国の政令市で2015年度に亡くなった人の約30人に1人が、引き取り手のない無縁仏として自治体で処理されていた。なんと大阪に至っては、9人に1人が無縁だという。

無縁というのは、死者に身寄りがないことだ。あるいは、家族や親族が引き取りを拒んだとき、無縁となる。そうしたとき、死亡地の自治体が火葬・埋葬することになる。
https://mainichi.jp/articles/20170716/k00/00m/040/143000c