がんサロン「ホ・オポノポノ浜松」の集いで、ガイドを務めた。懇意にしている二つの寺を案内した。まず、ビワ療法の発祥の寺、金地院さんを訪ねて、住職のお話を聞いた。
先々代住職がビワ療法をはじめたところ、全国に広がった。自然療法で著名な東条百合子さんなども、学びに来られた。結核で苦しんでいた若き日の山田無文老師もここで得度された。
ついで長楽寺を訪ねて、部屋をお借りして枇杷の葉療法の実践編。まず、ビワの葉を火で炙って体を擦る。簡単でいい。とても気持ちがいい。温まる。
次に乾燥したヨモギをもんでモグサを作り、切ったニンジンの上のせる隔物灸。ヨモギを両手で揉むことで、香りが楽しめる。手のツボ(労宮)の刺激にもなる。
あたためたコンニャクをびわの葉の上に乗せて、からだに乗せる。コンニャクの温かさは格別だ。こうしたワークショップがお寺でできるというのが、なかなかいい。
また機会があれば、塩ヨモギ療法、温石療法、そして簡単なアイロンの温熱療法なども、お伝えしたいところ。さらには、枇杷の葉茶、ドクダミ茶の作り方なども。
「これが正しいやり方」とかいうのではなく、自分の体で体感していく。心地よいと感じられるところを見つけていく。そこがおもしろいと思う。そういう分かち合いの場をつくっていきたいと思う。