過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

森下さんの森で杉の木を伐らせてもらう

稲刈り後の天日干しをする(稲架掛け)ための長い樹の棒(ナル)が必要で、田河内(たごうち)集落の森下さんの森で杉の木を伐らせてもらうことになった。森下さん親子で、懇切に樹の伐り方を教えていただいた。

足場の悪い斜面で重たいチェーンソーをもって伐るというのは、たいへん、そして危険。樹を倒すときも、これまた危ない。なかなかぼくには、難易度が高すぎ。

伐採した樹は3か月くらい放置して水分をなくしてから運ぶ。2メートルに切って、200本ほどのナルを作ることにする。田んぼ仕事のためだけど、こうして林業の体験まですることになったわけだ。