過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「春野カフェ」のひとつのテーマは、山里のなりわい

先日の「春野カフェ」のひとつのテーマは、山里のなりわい、であった。山里に移住するにあたって、空き家は見つかったとしても、「さあ、食っていけるか」「仕事はあるか」である。

雇用はほとんどない。自分で仕事をつくりあげるしかない。そのひとつのヒントとして、山里にたくさんある自然素材を活かした「ものづくり」がある。

田中康彦さんは、竹を燻して家をたった一人で作りあげた。火事で全部燃えてしまったが……。カヤック作りの技を活かして、竹でも堅牢な構造にした。そして、現在は、和紙作りのプロジェクトをすすめている。

宮司さんは、自然素材でオーディオセットを作りあげた。ほとんどすべて自分の手づくりで、何百万円もしそうなすばらしい音を響かせる。今回は、そんな二人の独創の達人に、話をしてもらった。(ちょうど二人が写っている写真。2年前のものだ。)