過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「春野町の移住者意識調査」をスタートすることにした

「春野町の移住者意識調査」をスタートすることにした。池谷が訪問して、面談していく。昨日から、まずは1名。

春野町は、この10年で、22%の人口減少。過疎化の過程で、店やガソリンスタンドが閉店、廃校が相次ぎ、生活の不便度が増して、集落に活気はなくなる。

いっぽうで、〈まちなか〉からの移住希望者は増えている。農林業に従事したり、自然の中で子育てや創作をしたいという若い世代も増えている。

移住するにあたって、「仕事がない」「空き家がない」「地域の閉鎖性」など、課題はあるが、仕事をつくり、地域で活躍している移住者もいる。あるいは、地域となじめず、暮らしの不便さを感じている移住者もいる。

そこで、春野の移住者、50組80人を対象に意識調査をおこなうことにした。移住者の満足度、地域への参加度など、面談してヒアリング調査を行う。

この調査を通して、山里への移住に導くための施策はなにか、移住者と地域の人たちが交流して、魅力ある山里にしていくためには何が必要なのか、を明らかにしていきたい。

調査対象は、春野の移住者(Iターン、Uターン、Jターン)。2地域居住者(定住していないが、〈まちなか〉から別荘などに通うひと)。目標は50組だが、おそらく100人くらい可能だと思う。まあ、ゆっくりと一年かければいい。

その過程で、「空き家所有者」の意識調査も可能だし「春野に移住したい人の意識調査」も可能だと思う。すでに移住した人、これから移住を希望する人、空き家所有者の3つの調査を続けてみたい。

山里の地元の意識調査がとてもたいせつだけど、こちらは来年か再来年の仕事かな。調査方法、分析手法は、素人なので学んでいない。そこらも、勉強しながらすすめていくことにする。