過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

阿呆になって、天の気と遊びなさい

この道は、喜ぶこと陽気ぐらしの道。
どんな苦労のなかでも、どんな道のなかでも、喜びを忘れてはいけません。
そういう心をもって歩いたら、かならずいい道がついてきます。
この道は、喜ぶこと、笑うこと。
自分自身が喜ぶこと。
そうなったら、人生も仕事もあらゆることも、全てうまくいきます。

そのためには、頭でっかちじゃいけませんよ。
考えすぎてはいけません。案じてはいけないよ。
頭を軽く軽く。
あなたは、とにかく考えすぎて、頭が重たくなっているんですね。
ことしはひとつ、阿呆になって、天の気と遊びなさい。

こういうお話をうけたことがあった。もう20年も前のことだ。
それまで、自分が喜ぶことを大切にしていなかった。こうしなくちゃ、こうしないとまずい、こういうことが正しい、と。
そんな重たい心で行動していたような気がした。

そうだ。まずはなんといっても、自分自身が、喜べる道、笑っていける道、躍動できる道。そういう道を歩んでいこうと。そして歩んでいけるんだ、と。

そう、思いが変化した時期があった。それから、ダメで元々じゃないか。とにかく、いろいろ面白いことをやってみよう、試してみよう。ダメなら、そこからまた変えてていけばいい。先のことは心配しないで、楽しんでやってみよう、そういう心になっていった。そのひとつのきっかけが、この言葉だったような気がする。