過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

来訪者3組4名

〈春野人めぐり─4〉二日目のきょうは、来訪者3組4名。ゆったり話ができてちょうどよかった。

若い方たちが農業をやりたいということで、山里に移住しようとしている。耕作放棄地はたくさんある。高齢になって、もうつづけられなくて譲ってもいいというお茶園、みかん園がたくさんある。そこを継承して、収益を上げていく道があるのではないかと思う。

まず、有機農業をやりたいという赤ちゃんを連れた夫婦。農地を借りて耕しつつ、農地を取得して、一部、農転して家を建てたい、と。

仮登記から本登記の流れ、農地法3条申請のことなどアドバイスさせてもらった。農地の取得は、農家でないと不可能で、そのために農家資格をとる必要がある。書類的な段取りが煩瑣である。そのあたりの話をさせてもらった。

次に来られたのは、みかん農家になった新規就農の二年目の方。いま収納している地域では、高齢でみかん園をやめたい人がたくさんいるのだという。新規就農支援制度のはなし、みかんの販売ルートのことなど、語りあった。

そして、ご近所の神主のOさんが来訪。いま企画している神仏大学についてのはなしなど。