過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

失敗したりどん詰まりになったことなら話せるけど

今月は、講演が2本。ひとつは市の生涯学習課の主催で、地域づくり人材養成講座の講師。「神社・寺カフェ」のイベントを企画したこと、無農薬の田んぼづくりのこと、定住促進の事業について話をさせていただいた。

仏教について、参加者の問題意識がたくさんあった。仏教、生き方、先祖供養など。質問を受けてこたえるというのが、話しやすかった。パソコンのシステムが壊れたこともあって、パワーポイントが間にあわなかった。かえってそれがよかったかも。パワポに頼ると、説明があって、生き方が伝わらない。自分がいるようでいて「自分がいない」。そんなふうにも感じた。

そして、明日は、禅宗曹洞宗)のお坊さん50名を前にしての講演だ。さて、どうしようか。あらあら話の流れはつくるとしても、そこに頼らない。いちおう画像は作っておこうか。つくっておいて、それにたよらない。うまくいったこと、成功したこと、なにかを教える、概念を説明する、そういう話はしないし、まあできない。

自分がこれまでやってきたこと、気づいたこと。とくに失敗したりどん詰まりになったことなら話せる。まあしかし、どん詰まりでおしまいというのも困る。ので、なんとか打開してきた、突破しつつあるような話させてもらうのがいいかなあ。