過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

食の達人たちの深い話にひきこまれた

45ヘクタールの森。500人が収容できる施設。それが春野の山の村。かつては、県の林間学校だったが、事業がおわって民間に競売となった。地元の集落が落札して、NPO法人春野山の楽校が運営している。

ストレスの多い医療関係の人たちに、疲れを取ってリフレッシュしてもらう施設として企画できないかと、友人たちが集った。

猟師でありお茶農家であり林業家の山下理事長の豊穣な山里暮らしの体験を聞きながら、八ヶ岳のお蕎麦屋さんのつくってくれた日本一といわれる〈そばがき〉をいただきながら、深夜まで語り合う。食の達人たちの深い話にひきこまれた。