過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

祭といえば、酒はつきものだが

集落の祭りが近づいてきた。もちろん神事がメインではあるが、祭といえば、酒はつきものだ。無礼講で酒を飲んで談笑する場となる。ぼくは酒は断ったので、酒の場にはあんまり近づかないようにしている。酔っぱらいを相手に話をすると、堂々めぐりで疲れることが多いからね。

お祭のときにはどうしているの? と、おばあちゃんたちに聞くと、家でじっとしているという。男衆に混じって、酒を飲むなど考えられないし、落ち着いて座っている場もない、という。

男たちは酒を酌み交わす。女性たちは、台所仕事ということになる。女性たちが酒を酌み交わして談笑している姿は見たことがない。山里はまだまだ男尊女卑のようにみえるのだが。