過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ランが田んぼに侵入して……

この田んぼは、うん25℃、いいね。ここの水路の入口は18℃、冷たいね。次の田んぼは、うん、これでよし。と次々と水温を測って元の田んぼに戻った。東屋の柱にランを縛り付けていたはずだ。だが、そこにいない。

あれれ、どこに行った? も、もしや……。青ざめた。や、やはり。ランが田んぼの中を跳ねまわっているではないか。リードを切って、網をやぶって侵入したのだ。

うわっ、口にアイガモをくわえている。こらあ、ラン。もどれ。叱りつけても、もどってこない。はしゃぎまわっている。田んぼになかに入って、なんとか、ランをとっつかまえた。あたりに、アイガモの死骸が浮かんでいる。5羽。これが一昨日の話。

そうして、アイガモは、現在22羽。届いた時には42羽。なんと、20羽が死んだか、行方不明ということになる。納屋の温かい育雛箱で飼っているときに3羽。1週間後に、田んぼに放した翌朝、3羽。その4日後に放したときに2羽。そして、その3日後に放した時に5羽。いずれも、いきなりの田んぼの寒さに耐えられなかったことや、夜の激しい雨に体が冷えてしまったのだと思う。そして、ランのために5羽。