過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ご近所の方が亡くなって

向かいの家の天野政孝さんが昨日、亡くなった。86歳。山の原木を買い付けて、販売する仕事をしていた。

間質性肺炎を患って、入院。そんなに重症とは思っていなかったので、驚いた。ランをよく山に連れて行ってくれた。昨年、うちの敷地で炭焼窯を作るとき、ユンボで毎日のように整地してくださった。

遺影写真でいいのがないか、というのでさがしてみた。これは5年前の写真。ランを山に連れて行ったとき、バンビを見つけてきた。飼えたらすばらしい。そう思ったが、やっぱり無理ということで、山に返しにいったことがあった。

山里の人たちは、かなりの高齢でひとり暮らしも多い。毎年、遺影になるような写真を撮ってあげたらいいかなあと思う。