過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

苗代作り

苗代作り。シルバーポリで覆って一週間育てた苗たちを外に出した。長さは5センチくらい。まだ1センチくらいしか、伸びていない苗もある。それらは、シルバーポリの中でもうすこし育てる。

日の光にあたって、すくすく育つはず。だが、いままで温かいドームの中で暮らしていたので、苗たちには、すこし過酷な環境となる。赤ん坊の布団をひっぺがして、外気に当てるみたいなことかも。

日差しが強くてすぐに土が乾いてしまうので、水やりがたいせつ。ついうっかり忘れたりすると、苗はダメになって田植えができなくなる。むかしは、田んぼの中に水をためて苗代としていたのだが、山里だと山の水が冷たすぎて、過酷すぎる。ので、庭にプールを作ってそこで育てることにした。

庭を水平にならして、コンパネを敷いて、まわりにレンガ。その上にポリシートをかぶせて、プールとした。うまく育てば、この育苗箱が72個ある。お米作りの半分は苗代づくりできまる、ともいう。丈夫な苗になりますよう。