過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

種籾から苗を育てる

種籾から苗を育てるのは、初挑戦。種籾を水につけてから8日目。すでに小さな芽は出ている。育苗箱75個に土を敷いて、水切りした種籾をまんべんなく播く。一つの箱には、150グラムの種。ぜんぶでおよそ11キロの種。これが育って稲となれば、800キロのお米がとれるはず。

種を播いて土をかぶせ、シルバーポリで覆う。このまま1週間。水はやらなくてもいい。やがて、青い葉が出てきたところで、覆いを外して日光に当てる。朝晩の水やりで育てること20日間。順調にいけば、6月10日くらいの田植えとなる。

こうして、ひとつひとつの作業に愛情をかけて、うまく育ちますようにと、祈るこころで作業していく。地道なプロセスを仲間と作業をしていくことが、いろいろ学びとなる。