過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

気配りエネルギー全開のすがたに感銘。いっぽうで……。

ひさしぶりに名古屋にでかけた。本作りの打ち合わせで。駅ビルの高島屋に入る。ちゃんとエレベータガールがいる。年増の方だったけど、気配りエネルギー全開のすがたに感銘した。目の使い方、笑顔、声の出し方。みんなすごい。でも、こんなに繊細に鋭敏に仕事していたら、疲労やストレスたまりそう。ヘトヘトになってしまうなぁ。

ホテルのちかくのレストラン街で、会食の打ち合わせのために、適当な店をさがした。静かな個室がいい。歩いていたら、古い旅館みたいな店を見つけた。創業は明治4年とあった。これはいいね。落ち着いて会話ができる。

でも、一見客、おことわりかも。そう懸念しつつ、店に入る。おばさまがいた。予約が必要です。会席料理は、前日の予約です。あいにく、満室です。と、ニベもない。ありがとうございますも、笑顔もない。メガネ越しに上目つかい。さも迷惑そうな気を発していた。さきほどの高島屋のエレベータガールとの対比が鮮やかで、おもしろかった。