過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

その後のランはどうなったの? とよく聞かれる

その後のランはどうなったの? とよく聞かれる▲朝晩の無駄吠えが激しくなって、近所迷惑になっていた。仕事場の近くの竹林のある庭に移動させた。 なにかあると、すぐ声をかける距離にした。ぼくがいつもいるのが、ランには気配でわかる。でもやはり、吠え続ける▲そして犬小屋にはいろうとしない。呼び かけても、嬉しそうにしないで、じっとしている。写真のようにゴロンと横になって目を合わせない。

あかりが生まれて、主人のぼくとの絆が薄く遠くなってしまったことが要因かなぁ▲それまで平気で家の中にも入れたのに、ずっと外か納屋暮らしの日々に没落。さらには、新聞配達の人が変わって、その車の音が大嫌いで吠え続ける。

吠えると𠮟る。強く叱る。すると、しゅんとなって萎縮して寂しそう。叩けばさらに萎縮してしまう。でもなかなか、無駄吠えはやまない▲新聞屋の人が庭に 入ってこないように、はるか外に新聞受けを置いた。それでも、耳がいいので、それと察知すると吠え続ける▲しかたがないので、電気ショックの首輪を買っ た。自分の足で試してみたけど、かなり強烈なショックがくる。どうにも可哀想で、躊躇している。