過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

「いましかない」「思うようにならない」「次々と変化していく」の3つ

ぼくなりに、これが生きていく上での真理かなあと思うこと。「いましかない」「思うようにならない」「次々と変化していく」の3つ。

生きているというのは、「いま」しかない。つねに「いま」「いま」。「いま」をかしこく、「いま」を集中して、「いま」に気づいて生きていくってこと▲なにごとも、思うようにはならない。思いどうおりにはならない。満ち足りるってことはない。すぐに不満がでてくる。それが、つねのすがた▲そして、瞬間瞬間、変化している。動いている。こうだ、と思っていたことは、どんどとん変化していく。ものごとが。自分が。自分の心が。人の心が。

仏教の基本は「三法印」といわれる。この3つの要素があれば、それが仏教だという意味。それは「苦」「無常」「無我」の3つ。無理にあてはめると。「苦」とは「思うようにならない」。「無常」は、「次々と変化していく」。「無我」は「いましかない」と。