過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

ヌカのおいしい食べ方の工夫

昨年、耕作放棄地をよみがえらせて、つくったお米が500キロ。仲間4人でわけた▲なにしろ完全無農薬・完全無肥料だ。暑い夏は、朝の5時から毎日、一か月あまり1時間半かけて草取りをしてた。

そんなお米だから、ありがたい。おいしい。玄米でそのままいただくのがいい。でもやがて飽きてきて、ときに白米を食べたくなる▲七分くらいで精米していただいているが、精米の過程でヌカがでる。それを捨てるのがもったいない。ヌカにこそ栄養が満ちていると思うから。農薬のかかったお米じゃないので安心して食べられるし。

そのままいただいても、甘くて美味しい。でも、たくさんは食べられない。それで、ヌカの食べ方を工夫している。まずは、鉄鍋で焙煎して塩と擦ったゴマを混ぜる。これもおいしい▲そして、牛乳に入れて温める。黒砂糖を入れる。これを飲んでもいいし、スプーンで食べるようにしていただく。なかなかおいしい。まだ、いろいろと工夫したらおいしい食べ方がありそう。