過疎の山里・春野町で暮らす

山里暮らしの日々を綴る/いちりん堂/NPO 法人 楽舎

放置竹林の伐採作業

きょうは近所の放置竹林の伐採作業だった。山路くんが手伝いに来てくれた。二人で破竹の林を刈払い機で切り倒して、整理した。山路くんから、きちんと目立てしてある笹刈刃を借りた。チェーンソーよりも、効率よく切れるのは驚いた。

たいへんなのは、伐った竹の処理だ。竹は枝が繁茂しているので、運びにくい。積み上げにくい。それで、枝を一つ一つ払わなくちゃいけない。そこが手間だ。太い竹は竹炭につかい、細いものはまとめてチップにしてしまう。

この竹林の伐採をテストケースとして、今後、どうやったら放置竹林を解消していけるか、探求していくことになる。人手を借りるときには、どんなふうに動いてもらうのがいいのか。どれくらいの労力がかかるのか。そういうことは、自ら実際にやってみないとわからない。

山路くんは放置竹林には、実践的に10年あまり関わっている。仕事の段取りもいい。道具の手入れも見事。ちゃんと竹を整理しながら切っていく。そのあたり、ぼくにはまったく不得手なことなので、かれから学ぶことがたくさんあった。